サイトスピードがサーバー選びには重要?ラッコサーバーが速度にこだわる理由とは

速度にこだわったラッコサーバー

各種サービスとの連携により、サイト売買との相性が良いサーバーである「ラッコサーバー」ですが、そのスペックも他社サーバーと比べても十分なスペックを誇っています。

そのスペックのうち、サーバーレスポンスや通信速度、SSD搭載などの「速度」を特に重要視したサーバーになっています。

実際にサイトを売買するとき、サーバーについては購入元が準備したものを受け継ぐ形になります。
もしスペックの低いサーバーであった場合、いくらデザインや記事コンテンツが良くても、検索順位が上がらなかったり、利用者が読み込みの遅さに不満を感じて離れてしまったりというリスクが考えられます。

順位低迷や離脱されてしまう原因のひとつには、サーバーの速度が関係しています。
そのため、せっかく購入したサイトのサーバー速度が遅いとなると、サーバーを入れ替えることになるかもしれません。

購入した人が後々サーバーの入れ替えが必要になるということが無いように、またメインサーバーとして利用しても快適にサイト運営ができるように、ラッコサーバーでは速度にこだわっているのでしょう。

本記事では、サーバーの速度とサイト運営がどうして関係するのかを簡単に説明したうえで、ラッコサーバーがどのようにして速度の改善に努めているのかを紹介していきます。

サーバー速度とサイトの関係とは?

サーバーの速度はサイトの表示や検索順位に大きく関係してきます。

例えば、Webサイトに入ろうとしたところ、読み込みが非常に遅く、ブラウザの動作が重たくなってしまったということ経験した人も少なくはないのではないでしょうか?
昨今ではGoogleでも「サイトの表示速度(サイトスピード)」や「ユーザー体験」を評価の一部に組み込んでいるとされています。

古いサーバーもしくは安いサーバーの場合、使用されているソフトウェアが古かったり、速度の面で改善されていなかったりすることが懸念されます。
そのため、速度改善が行われているサーバーを利用する方が、サイト運営には良い効果をもたらします。

では、その理由について、簡単に解説していきます。

SEO(検索順位)の評価にかかわる

SEOとは「サーチエンジン最適化」の頭文字を取った用語であり、SEO対策を行うことでサイトの検索順位を上げることができます。
基本的な対策として、充実した情報を提供できているかというコンテンツ対策から、外部サイトからも自身のサイトが評価されているように見せる「IP分散」によるサテライトサイトからのリンク設置などという内的・外的な方法が存在します。

その中で、サーバーの速度もSEOに関係しています。
現在では快適に使えるWebサイトの方が評価が高くなりやすいと考えられており、読み込みに時間がかかるなどの問題を抱えているサイトは評価されにくなります。

2020年6月に行われたGoogleのアップデートでも、公式からサイトスピードに関する重要性が告知されていることもあり、自身のサイトを検索でも上位に表示したいと考えるのであれば、現在では速度に関しては注意する必要があるのです。

利用者のサイト離脱を防ぐ

たとえサーバーの速度が遅くとも、非常に充実した情報を提供できているサイトであれば、上位に表示されることもあります。
しかし、クリックしてからいつまでも表示されない状態だと、サイトを利用しようとしていた人も読み込みの途中で諦めて引き返してしまい、機会損失となるでしょう。

アフィリエイトで収益を出すことを目的としたサイトや物販サイトの場合、離脱されてしまうことがそのまま売り上げの減少に直結するため、サイトが重い・表示されないという事態は避けなければいけません。
こういった事態を防ぐためにも速度のあるサーバーがおすすめとなっているのです。

まずはサイトの利用者に快適に使ってもらうことがサイトを運営するにあたって必須の条件と言えるでしょう。

ラッコサーバーの速度に関する特徴

ここまで説明してきたように、サーバーの速度はサイトの表示やSEOに関係しており、改善することでさまざまなリスクを防ぐことができます。

こうしたリスクが発生しないよう、ラッコサーバーでは高速であることに重きを置いたサーバー環境が用意されています。
高速環境を提供するレンタルサーバーは他にもありますが、全プランで高速環境が利用できるレンタルサーバーは珍しい方だと思います。

では、ラッコサーバーではどのような方法で速度の改善に努めているのか、その方法を取ることでどんな影響がもたらされているのかと併せて解説していきたいと思います。

全プランオールSSD

サーバーで利用されている記録領域となるディスクには「HDD(ハードディスク)」と「SSD(ソリッドステートドライブ)」の2種類があります。
WordPressなどのサイト作成に必要なソフトウェアはディスクに保存されており、HDDよりもSSDの方が内部データの読み込みと呼び出しが早くなるため、SSDを採用しているレンタルサーバーを利用する方が速度の面では良くなります。

最近ではレンタルサーバー会社でも主流となってきたSSDですが、安いプランではHDDとなっていたり、HDDとSSDの併用になっていたりするところもあります。
もしくは、SSDはHDDより高価であるため、格安プランでSSD搭載としていても値段相応に容量が10GBなどと非常に少ないという場合もあります。

ラッコサーバーでは全プランでSSDが採用されており、その容量も十分なほどあります。
最安のRK1プランでも100GBのSSDが利用可能で、最大のRK5プランでは1,000GBもの容量で利用することができます。

より高速の通信プロトコルHTTP/3対応

ラッコサーバーでは新世代の通信プロトコルとなるHTTP/3に対応しています。

これまではブラウザとサーバーの通信にはhttp/2というプロトコルが主に使用されていました。
それが2021年になって、より高速な通信が可能となるHTTP/3の開発が進み、現在では対応しているレンタルサーバーも増えてきています。

IPhoneに標準搭載されているブラウザ「Safari」やGoogle開発の「Google Chrome」もすでに導入しており、スマホでサイトを見ることが増えてきた現代においてはHTTP/3対応のレンタルサーバーで作成されたサイトの方が、スマホユーザーは快適にサイトを利用できるでしょう。

また、HTTP/3には、ネットワークが不安定な状況でも通信しやすいというメリットもあります。
速度の面だけでなく、通信状況にも左右されにくくなるので、よりユーザーがサイトを離脱する可能性を抑える効果も期待できます。

サーバーソフトにLitespeedを採用

早い処理速度と大規模流入にも対応できる「Litespeed」は高速WEBサーバーとして、導入しているレンタルサーバー会社も増えています。
以前まで主流となっていた「Apache(アパッチ)」の3倍にもなるパフォーマンスを記録しており、現在では高速サーバーもしくは高速プランとされるものに採用されています。

また、WordPressとの関係も強く、専用のプラグインを使えば、WordPressの高速化も図ることができます。
これだけでサーバーの能力が決まるわけではありませんが、HTTP/3やWordPressなどとの相乗効果により、サイトスピードの向上に一役買っています。

レンタルサーバー会社によっては、プランごとでLitespeedだったりApacheだったりと異なる場合もありますが、ラッコサーバーは全プランでLitespeedが利用可能となっています。

PHP高速モジュール適用可

PHPとは、WordPressでも使われているプログラム言語で、サイトに入った時点で記事がランダムで表示されるなどといった動きのあるサイトを構築する際に利用されます。
WordPressで作成されたサイトの多くはそのような機能を持っているため、HTMLだけで作成された静的なページよりも表示に時間が多少かかることがネックとなっていました。

最新バージョンのPHPでは表示速度も改善されていますが、さらに速度を上げるためにラッコサーバーではPHP高速化モジュールを取り入れています。
サイト管理の利便性と作成の容易さからWordPressの利用がおすすめですが、より良いサイトを作りたいと思うのであれば、ラッコサーバーのようにPHPに対する改善も行われている方がより良いサイトを作れるでしょう。

ラッコサーバーが速度にこだわるのは快適なサイト運営のため

サイトの検索順位向上やユーザーの離脱を防ぐために、サーバーの速度は重要な点のひとつになります。

たとえば、ユーザーに有益な情報を提供したうえで商品を紹介するアフィリエイトブログや通販サイトを運営するのであれば、サイトスピードは重視したほうが効果的ではあります。

ラッコサーバーが速度にこだわる理由としては、サイト売買用のサーバーとして高いスペックを用意しておくというだけでなく、実際にサイトを運営する場合においても運営・サイト利用者が共に快適な利用ができるようにするためと言えるでしょう。

速度を重視しているレンタルサーバー会社は他にもいくつかありますが、その中でもラッコサーバーの速度に関するこだわりは非常に高いものと思います。

もしサーバー選びで悩んでいるのであれば、ディスク容量やメモリといったスペックだけでなく、サーバーの速度改善のためにどのような準備をしているのかを比較してみてはいかがでしょうか?

ラッコサーバーの料金やその他機能については下記のページで総合的に紹介していますので、こちらも併せて参考にしてみてください。

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