ゲーム向けレンタルサーバー比較!VPSでマルチプレイを楽しもう

サーバーを借りてマルチプレイの環境を作ろう!

マインクラフトやARK:Survival Evoloved、7 Days to Dieやカウンターストライク(CS:GO)など、マルチプレイが可能なゲームの中でも共有の環境を用意することで各自が自由に楽しめるゲームがあります。

通常のマルチプレイだと、ゲーム機やパソコン本体をインターネットで接続してプレイする形ですが、サーバーを介したマルチプレイはより多くのプレイヤーがひとつの空間で協力したり、または競い合ったりすることができるようになります。

公式が共有環境を用意している場合もありますが、全く見知らぬプレイヤーがやり込んでいる空間に途中参加することも難しく、また人数制限にかかって入ること もできないこともあります。

そこで、身近な人達とのプレイや全く新しい環境で始めるために、個人でサーバーを借りて環境を作ることも人気になっています。

今回はゲームのマルチプレイができるレンタルサーバーで、どのサーバーがオススメなのかを価格・スペックなどさまざまな点から比較していきます!

本記事ピックアップサーバー

サービス名初期費用月額費用ディスク容量詳細
ConoHa for GAME無料780円~SSD100GB公式サイトを見る
さくらのVPS2,200円1,738円~SSD50GB+HDD200GB公式サイトを見る
KAGOYA CLOUD VPS無料550円~SSD30GB公式サイトを見る

※おすすめとなる「2GBプラン」の一覧になります。

ゲームのマルチプレイサーバーはVPSが必須

マルチプレイ用サーバーはVPS(仮想専用サーバー)で構築することが必須です。
その理由として、ゲーム用のサーバーは専用かつ安定していなければいけません。

サーバーをレンタルする際に「共用サーバー」や「専用サーバー」などありますが、デメリットが大きいために使用は推奨されていません。

共用サーバーは他のユーザーとひとつのサーバー環境を一緒に用いているため、他ユーザーが高負荷となる使い方をしたときには影響や障害が出て、安定しない可能性もあります。
そして、専用サーバーは機能面では条件を満たしているものの、非常に大きなコストがかかります。

このような理由に対して、VPSは通常の専用サーバーよりも格段に安く、また専用サーバーと同等の仮想的な環境を構築できるため、ゲーム用にサーバーを借りるならVPSサーバーの利用が必然的になっています。

ゲーム利用の需要が多いことから、そのゲーム専用の環境を簡単に構築できるテンプレートを用意している事業者もいます。

マインクラフト(Minecraft)なら簡単構築

マインクラフト

最も有名なマルチプレイ可能のゲームに「マインクラフト(Minecraft)」があります。
マルチプレイだけでなく、「mod」と呼ばれる改造プログラムによるプレイの拡充が人気で、個人でサーバーを構築する人も少なくはありません。

そのため、VPS業者の中には申込時にマイクラのサーバー環境が用意された状態で提供してくれたり、必要な内容を打ち込むだけで簡単に設定できるところもあります。

また、自分のキャラクターの見た目を変える「スキン」がオマケとしてついてきたり、マイクラ内で建物を作るときの設計図データを配布してくれたりもあるので、サービスだけでなく、お得なオマケも確認しておきましょう。

サービス内容とオマケ、そしてサーバー構築の方法をまとめた特集記事もありますので、参考にしてみてください。

他のゲームはSteam経由でマルチプレイサーバー構築可能

Steamイメージ

マイクラのようにテンプレートが無いゲームのマルチプレイ用サーバーを構築するときは、ストリーミングゲームプラットフォームの「スチーム(Steam)」で配布されているサーバープログラムをVPS環境内に設定することで可能です。

プログラム言語を用いて設定していくため、難易度は高く感じますが、「どのゲームのサーバープログラムを導入するか」という内容が異なるだけで、一定の手順で設定できます。

本サイトでもARKのサーバー構築を実際に行ってみました。
Steamのプログラムを使ったサーバー構築でわからなくなってしまったときの助けになると思います。

海外サービスと国内レンタルサーバーの違い

マルチプレイ可能なゲームには海外産のゲームが多く、レンタルサーバーを借りなくてもマルチプレイ環境を提供してくれる海外事業者もいます。

サーバーの利用人数や使用目的などを入力するだけで使えるほどにお手軽で安価なサービスですが、海外であることから、トラブルがあった際の対応の速度や連絡してからの返信が遅いなどのデメリットもあります。

また、mod環境が作れないなどの問題もあり、ただマルチプレイするだけのサービスになっています。
コストか楽しみ方か、優先する方を考えて選ぶようにしましょう。

おすすめの日本国内ゲーム向けレンタルサーバー3種

日本国内の事業者でゲーム向けに使いやすいVPSサーバー事業者の中で、「ConoHa for GAME」「さくらのVPS」「KAGOYA CLOUD VPS」の3社が高水準のサービスを提供してくれています。

金額と機能面を一覧で比較すると次のようになります。

サービスConoHa for GAMEさくらのVPSKAGOYA CLOUD VPS
メモリ2GB2GB2GB
月額料金780円/月1,738円/月550円/月
初期費用無料2,200円無料
最低利用期間無し1年(2週間お試し有)無し
CPU3Core仮想 3Core2Core
SSD100GB50GB(HDD:200GB)30GB
マイクラ用サーバーテンプレート
ARK用サーバーテンプレート
RUST用サーバーテンプレート
その他サーバーテンプレート有(上記含む全10種)
マイクラ用
おまけ
無料スキン建築手順データ
※最低人数(1~4人)でのマルチプレイ向け最安値プラン
※ConoHa for GAMEは36ヶ月契約の割引適用時

ゲーム用VPSならConoHa for GAMEがベスト!

ConoHa for GAMEは初期費用も無料で、さまざまなゲームのサーバー構築用テンプレートがあるので申し込んですぐに利用することができます。
最低利用期間も限られていないので、少しの間だけマルチプレイを楽しむこともできます。

また、マイクラ用のおまけで貰える「ConoHa応援団長 美雲このはのオリジナルスキン」は登録者限定!

1ヶ月からも利用できる「長期割引パス」で値段も安くなり、長く使えば使うほどお得になるので、機能・金額・サービス全ての面で、ゲーム用レンタルサーバーとしては最適と言えるでしょう。

ConoHa for GAME


おすすめプラン月額費用初期費用
2GBプラン780円~無料
最低利用期間CPUSSD
無し3Core100GB
月額費用は36ヶ月の長期契約割引適用時

簡単テンプレートで多種多様なゲームサーバーを即構築!

自分で設定をしないでマルチサーバーを構築できるので、初心者の方にはおすすめ!
人気ゲーム各種のテンプレートを取り揃えており、契約してすぐに遊べます!
初期費用も無料で、プラン・サービスともに非常にお得となっています。

KAGOYA CLOUD VPSは価格とスペックでお得

カゴヤジャパンのVPS「KAGOYA CLOUD VPS」は細かな料金プランとコスパの良いスペックが特徴。
必要な分だけの容量やメモリ数などを選べるので、無駄な費用がかかりません。

Conoha for GAMEやさくらのVPSのようにマイクラのおまけなどはついてこず、ほとんどのゲームでコマンド操作によるサーバー構築が必要となりますが、なるべく費用を抑えてゲームサーバーを構築したいときにはおススメです。

KAGOYA CLOUD VPS


kagoyacloud
おすすめプラン月額費用初期費用
2GBプラン979円無料
最低利用期間CPUSSD
無し2Core30GB

コスパ最高!さまざまなゲームでマルチプレイしたい人におすすめ

機能と価格の面で高水準はVPSサーバー!
より沢山の人とマルチプレイしたいときのプラン切り替えも簡単です。
コマンド打ち込みでサーバー構築していくなら、コスパの面で選びたい1社です。

ゲームがラグいときは回線の見直しも必要

マルチプレイをしているときに、他のプレイヤーが急に消えては別の場所に現れたり、自分のプレイ画面がコマ送りのようになってしまったりと「ラグい」状態になることがあります。

この原因はサーバーだけの問題ではなく、利用している回線の問題である可能性も存在します。
サーバーの推奨人数以上で無理にプレイしていたのであれば、サーバーのスペックが処理に追い付かなくなってしまってラグが生じるときが多くなります。
しかし、そうではない場合は回線が安定していないためにデータの送受信が途切れ途切れになってラグくなってしまう可能性が高いです。

特に「ARK:Survival Evolved」のような描写が細かく、さまざまなプレイヤーが近くで動くようなゲームはデータ量が多く、不安定になりがちです。

そのため、快適にゲームをプレイしたいのであれば、通常の光回線ではなく専用にセットアップされたインターネット回線サービスを利用することも検討しておきましょう。

また、回線は良くても機器とつないでいる「モデム」ないし「ルーター」が古くて、回線の能力を十全に引き出せていないことも考えられます。
この場合はルーターを買い替えるか、レンタルしているのであればプロバイダーに相談してみたりしましょう。

たとえば、「hi-hoひかり with games」はゲームに特化した回線サービスであり、低Ping・高い通信速度を実現しているほか、「ゲーミングルーターパック」であれば、非常に高性能のルーターまで借りることができます。

hi-hoひかり with games


月額(戸建て)月額(集合住宅)事務手数料
6,160円4,400円3,300円
※プランにより工事費が発生することもあります。

ゲームに特化した光回線!専用帯域で快適プレイ

ゲームを快適にプレイするための回線サービスである「hi-hoひかり with games」ならば、10ms以下のPing値や高い通信速度(上がり・下がり)で遊ぶことができます。
関東や関西などの都心部ならば実測値も公開されているので、まず問題なく安定かつ高速の通信を受けられるでしょう。
そして、ゲーミングルーターパックには「通信端末修理費用保険」というものがあり、機器が故障した際に最大5万円の保険金が出るようになっています。

オンラインゲームをする際におすすめとなるインターネット回線については、下記記事でも詳しく解説していますので、こちらも参考にしてみてください。

▶オンラインゲーム向けネット回線比較!FPSやMMORPGなどジャンルごとにチェックするポイントは?

VPSでマルチプレイを楽しもう!

ゲーム用のマルチプレイサーバーを構築するのは少しハードルが高いように感じられるかもしれません。

しかし、テンプレートが用意されていたり、決まった手順で進めればいいだけだったりと、実際の方法はそんなに難しくありません。

マルチプレイを行うことで、今まで一緒に遊ぶことのなかった人との出会いや新たな楽しみ方が見つかることもあるので、一度試してみてはいかがでしょうか?

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