オススメの格安レンタルサーバーは?初期費用無料・月額500円以下などコスパで比較

格安サーバーの選び方

レンタルサーバーを利用する際に、コストはチェックするポイントの一つです。
格安サーバーのメリットは確かに「安いこと」ですが、全体的なスペックが低かったり、機能が制限されていたりすることも。

ですが、用途によっては低価格でも十分なスペックが提供されているサービスもあります。
例えば、WordPressを使った小規模のブログサイトであれば、少ないディスク容量でも問題ありません。

また、初期費用がかかっても、月額費用が非常に安ければ、年間の総額で安くつくことも。
初期費用無料であれば、最初にかかるコストは抑えられますが、長く使うと月額費用の方でコストが高くなることもあります。

どのように使うのか、どれくらいの期間使うのか、価格に対するコストパフォーマンスを考えて選ぶようにしましょう。

  1. コストパフォーマンス  ⇒ スペックが用途を満たすかどうか、など
  2. 初期費用と月額費用   ⇒ 利用期間に対して、初期費用を払っても安くつくか
  3. 無料期間の条件     ⇒ 長期契約が必要だと総額で見れば高くつくことも
  4. 機能の有無       ⇒ WordPress利用予定ならMySQLが利用できるかどうか

本記事ピックアップサーバー

サービス名初期費用月額費用ディスク容量詳細
ラッコサーバー無料385円~最大1000GB公式サイトを見る
クイッカプラス無料198円最大20GB公式サイトを見る
ロリポップ!レンタルサーバー1,650円220円~最大400GB公式サイトを見る

格安サーバーのスペック

レンタルサーバーを利用する際、月々の料金に対してどれくらいのスペックが提供されるのか、料金とスペックを比較するのは重要です。

主にチェックされるスペックは次のようになっています。

  • 容量
  • メモリ
  • 通信量
  • マルチドメイン利用
  • MySQL数
  • メールアカウントの数

特にメモリや容量に関しては、サーバーの機能性に直結しています。
容量が少ないと大量のデータを格納できなかったり、メモリが少ないとサーバーのレスポンスが遅かったりします。

マルチドメインとMySQLの数は、複数のサイトを作成するときに関わる点です。
安いサーバーの場合はマルチドメイン不可だったり、MySQLの数が少なかったりしますが、初心者の場合はあまり気にしなくても良いかもしれません。

基本的に値段に比例して、スペックも変化していくので、安いほどスペックは下がっていくと考えておきましょう。

また、使い方によってはスペック不足となることもあります。
ブログなどの自身のサイトを開設するのか、それともデータを保管するサーバーとして利用するのか、目的に合わせてコスパの良いサーバーを選ぶことをおススメします。

なお、「無料サーバー」というものもありますが、スペックは有料サーバーに劣るほか、サーバーに繋がらなかったり突然閉鎖したりなどの致命的な不安定性もあります。

長期契約なら初期費用無料や月額ワンコインに

月額料金が安いサーバーの場合、初期費用がかかることが多いです。
ただし、1年などの長期契約の場合、初期費用が無料となることもあります。

ほか、年間契約であれば、月額費用がさらに割引となることもしばしば。
条件を比較するとこのように変わります。

①:6ヶ月利用として、初期費用2,000円・月額500円のレンタルサーバーを契約
→2,000 + 500×6 = 総額5,500円

②:1年利用として、初期費用0円・月額400円のレンタルサーバーを契約
→0 + 400×12 = 総額4,800円

「いつまで使うかわからないから、まずは1ヶ月契約から…」と考えるのではなく、初期費用が無料になるタイミングと長期契約による割引を踏まえて、契約期間を判断しましょう。

また、期間限定になりますが、格安のレンタルサーバーでも初期費用が無料となるキャンペーンが開催されるときもあります。 そのときは利用してみる大チャンスです!

お試し期間もありますので、初期費用が無料のうちに合わせて使ってみるのも良いかもしれませんね。

格安レンタルサーバー比較早見表

月額使用料がワンコイン以内(500円)で収まる格安レンタルサーバーをピックアップして、注目要素別に比較してみました。

価格と無料お試し期間で比較

レンタルサーバー初期費用月額費用お試し期間初年度総額
ロリポップ!
(エコノミー)
1,650円〜110円~10日間2,920円~
ロリポップ!
(ライト)
1,650円〜220円~10日間4,840円
ロリポップ!
(スタンダード)
1,650円〜550円~10日間8,250円
ラッコサーバー
(RK1プラン)
無料440円~10日間5,280円
カゴヤ・ジャパン
(WP専用サーバーグレード1)
無料440円無し5,280円
クイッカ・プラス
(エントリープラン)
無料198円5日間2,376円
クイッカ・プラス
(ライトプラン)
無料495円5日間5,940円
さくらのレンタルサーバ
(ライト)
1,048円131円(月額換算)2週間2,572円
さくらのレンタルサーバ
(スタンダード)
1,048円524円(月額換算)2週間7,336円
バリューサーバ
(まるっとプラン)
無料133円~※初年度のみ1,549円~
バリューサーバ
(エコ)
1,000円167円~10日間3,000円
バリューサーバ
(スタンダード)
2,000円334円~10日間6,000円

各スペックで比較

レンタルサーバーディスク容量転送量マルチドメインMySQLWP自動
インストール
ロリポップ!
(エコノミー)
20GB50GB/日50個
ロリポップ!
(ライト)
100GB100GB/日100個1個
ロリポップ!
(スタンダード)
150GB150GB/日200個50個
ラッコサーバー
(RK1プラン)
100GB6TB/月無し無制限
カゴヤ・ジャパン
(WP専用サーバーグレード1)
20GB無制限無し1個
クイッカ・プラス
(エントリープラン)
5GB無制限1個1個
クイッカ・プラス
(ライトプラン)
10GB無制限3個3個
さくらのレンタルサーバ
(ライト)
10GB80GB/日20個20個
さくらのレンタルサーバ
(スタンダード)
100GB80GB/日20個20個
バリューサーバ
(まるっとプラン)
25GB150GB/月3個1個
バリューサーバ
(エコ)
50GB150GB/月25個1個
バリューサーバ
(スタンダード)
100GB300GB/月無制限無制限

格安レンタルサーバー3選

webサイトを作成・運用する人によってレンタルサーバーに関する知識やサイトの規模など、様々な条件で選ぶレンタルサーバーは変わってくると思います。
そこで、当サイトが特にオススメだと思うレンタルサーバーをいくつかご紹介します。

クイッカ・プラス(Quicca Plus)


初期費用月額費用SSD容量
無料198円~最大20GB
月額・初期費用は最安プランの12か月契約時料金、容量は最大プランの内容

とにかく安くて使いやすい!198円で始められる初心者向けサーバー

値段と性能で選ぶなら最もオススメなのがクイッカ・プラスのエントリープランです。
特にサイト作成初心者の人なら、WordPress導入も簡単で初期費用も無料なのは嬉しいところ。
1ヶ月単位をこの値段で利用できる上に、スペックを上げたいときも別プランに移行できるので、総合的に使いやすいサービスになっています。

ロリポップ!レンタルサーバー


初期費用月額費用SSD容量
1,650円110円最大400GB
月額・初期費用は最安プラン、容量は最大プランの内容

格安なのに高性能!コスパ最高のハイスピードプランが人気

ロリポップで最も安いのは「エコノミープラン」ですが、WordPressが使えません。
そこで、一番人気なのは月額550円にもかかわらず、機能が充実したコスパ最高の「ハイスピードプラン」です。
超高速とされたサーバー環境と、値段に対するスペックが非常に高いことから、人気を集めています。
さらに高速なWordPress(モジュール版PHP)が利用でき、快適なレスポンスを体感できます。

ラッコサーバー


初期費用月額費用SSD容量
無料440円最大1,000GB
月額・初期費用は最安プラン12か月契約時、容量は最大プランの内容

最安プランでもMySQL無制限!さまざまなサイト作りが可能!

最小の「RK1プラン」だとドメイン利用は1つのみであるものの、全プランでMySQL・サブドメインが無制限となっており、WordPressを使ったサイトを量産することも可能です。
また、WP簡単インストールにも対応しているため、初心者でも難なく始めることができます!
この価格帯では非常にコスパに優れたレンタルサーバーと言えるでしょう。

格安サーバーを選ぶときはコスパの良さで考えよう

初期費用無料でも、月額が1,000円以上であれば、こちらの記事で取り上げたサーバーよりもコストで大きくかかることになります。
そのため、コストを考えるのであれば、初期費用と月額費用を合わせて、年間でいくらの出費になるかを考える必要があります。

ただし、値段が安いだけで選ぶと、例えばWordPressが使えなかったり容量が全然なかったりというデメリットも多くなります。
機能面では月額費用が高い方がやはり充実はしていますが、そこまでの機能が必要ない場合もあるでしょう。

費用に対して、どれだけの機能がついているのか、自分の要望通りの使い方ができるのかを踏まえて選ぶことをオススメします。

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