SEO対策を踏まえたキーワードの選び方とは?ラッコキーワードを活用して関連語・共起語を集めてみる

SEO対策とキーワード選びの関係性

検索された際に上位に表示されるために、検索エンジンに対してさまざまな対策を取る「SEO対策」のひとつに、コンテンツの質を高めることがあります。

では、コンテンツの質を高めるというのはどういうことを指すのでしょうか?

質の高いコンテンツというのは、「検索意図に基づいた具体的なテーマにおいて、必要なキーワードと正しい情報が記載されているコンテンツ」になります。
ひとつの曖昧なテーマに対して、ただ闇雲に内容を並べたものでは、良い評価を得ることはできません。

例えば、「ダイエット」というテーマでコンテンツを作ろうとした場合、次のようにより細かく考える必要があります。

  1. 男性向けのダイエットなのか、女性向けのダイエットなのか
  2. どの年齢層に向けた情報なのか
  3. どのような方法でダイエットを行うのか
  4. どれくらいの期間でダイエットを行うのか

もし①の目的でダイエットに関する情報を調べようとするならば、そのときは「ダイエット 男性」や「ダイエット 女性」というように検索するでしょう。

②であれば「ダイエット 20代」というように年齢に関する言葉が加わり、①と②を併せて調べるのであれば「ダイエット 20代 女性」などという検索ワードになると思われます。

上記例を用いるのであれば、「ダイエット 20代 女性」という検索に対して質の良いコンテンツと判断されるものは「20代女性がダイエットを行うのに必要な情報が充実しているもの」ということになります。

ただ、検索上位に表示されるためには同じようにコンテンツを作成している別のサイトと競い合わなければいけません。

他のSEO対策としては中古ドメインを利用したり、内部のプログラムを最適化したりという方法もありますが、そもそも質の悪いコンテンツでは、一時的に評価されてもいずれ順位が落ちてしまう可能性は高いでしょう。

そこで本記事では、コンテンツの質を高める方法のひとつとして、キーワードからコンテンツを作成する考え方からキーワードの選び方・調べ方までを、おすすめのキーワードツール「ラッコキーワード」を用いて解説していきます。

コンテンツ作成に必要な情報とは

コンテンツ作成の基本は、検索キーワードに沿った内容となっているかどうかです。

「ダイエット 20代 女性」という検索キーワードを狙って、「20代女性向けの肌ケア方法に関するコンテンツ」を作成しても、もちろん上位に表示されることはありません。
また、20代女性向けの肌ケア方法のコンテンツにダイエットの項目を加えても同様に評価されないと思われます。

その理由として、検索キーワードと作成されたコンテンツ全体で、関係性がどれくらいあるのかが重要となっています。
そのため、コンテンツには関係する語句や内容を指し示すための単語を含まれているのが望ましいです。

キーワードとコンテンツの関係性の強さが検索順位における競争力であり、上位のページであるほど検索キーワードとの関係性が強くマッチしているコンテンツであると考えられます。
そして、検索した際に多くのサイトが出てくるキーワードであるほど、競争に参加しているサイトも多いということですので、上位表示を狙うのは難しくなります。

キーワードによっては公式サイトが競合となることもありますので、コンテンツとしては充実していても、そもそも上位表示が難しいということもあります。

また、せっかく質の良いコンテンツを作ったとしても、あまり検索されないキーワードでの上位表示ではサイトに来る人も大して多くないといった結果になることもあるでしょう。

それでは、コンテンツを作成するにあたって、キーワードを含めてどのような情報を集める必要があるのかから、解説していきたいと思います。

関連語

関連語」とは、ひとつのキーワードに対して、関係する検索キーワードのことになります。

先ほどの「ダイエット」を例にすると、「ダイエット 男性」や「ダイエット 20代 女性」が関連語に当たります。

これは「ダイエット」という検索ワードでは求める情報が出てこなかったため、検索者自身の状況により絞った検索ワードが入力され、その結果を検索エンジンが記録していった結果、生まれていったキーワードになります。

実際に検索されていないキーワードは関連語にはならず、ひとつの単語に別の語句を加えて検索されたうち、検索数の多いものが関連語となっていきます。

また、「ダイエット 男性」と「ダイエット 20代 女性」のキーワードはそれぞれ関連語の関係には当てはまりません。

男性向けのダイエットについて検索していた人が、いきなり次に20代女性向けのダイエット方法を検索するというのはあまり無い状況でしょう。

「ダイエット 男性」の関連語としては「ダイエット 男性 20代」というような年齢層に関して絞った検索ワードや、「ダイエット 男性 食事制限」など方法に関する語句を加えたものが関連語になるかと思われます。

このように、検索したキーワードに語句を加えて、より絞る意図となったものが関連語になります。

それぞれの関連語に対して内容を考えてみると、重複する内容となってしまうこともあるとは思いますが、その場合は関連語同士の関係性が強いと考えることができます。

まずテーマに対して軸となる検索キーワードを決め、そのうえで繋がりが強い関連語から想定される内容をまとめたコンテンツ作りを心がけることが、良質なコンテンツ作りの第一歩になります。

共起語

上記の関連語は検索意図に関するものですが、共起語は「検索内容に対して、正しい情報を提供しているコンテンツかどうか」を検索エンジンに判断してもらうために、コンテンツ中に含むキーワードになります。

共起語は検索ワードと関係性が深いとされるもので、例えば「ダイエット」に関する共起語は「脂肪」や「カロリー」といった単語になることが多いです。

Googleが取得した特許に「LSI(Latent Semantic Indexing)」というものがあり、これを訳すと「潜在する意味をインデックスする」というものになります。

2007年に導入されたこの技術によって、検索ワードに対して関連性の高い共起語を正しく用いたコンテンツが評価されるようになりました。

かつては共起語をコンテンツ内にただ入れただけの「ワードサラダ」という手法で検索上位に表示させることができたときもありました。

しかし、LSIが導入されてからは、コンテンツの質としても低いと認識され、現在ではワードサラダの手法で構築されたコンテンツは検索エンジンに登録(インデックス)されません。

そして、共起語は意識してコンテンツ内に入れ込むものではなく、情報を網羅していけば、自然と組み込まれていくものです。

無理に入れようとすると、逆に検索ワードに対する関連性が文脈上薄薄いと判断されかねません。

共起語はあくまで「どのような単語がどれくらい頻出しているのか」ということから、「どのような内容にフォーカスしていけば良いのか」を推測する目安として考えておくのが良いでしょう。

検索ボリューム

検索ボリューム」または「検索数」とは、その検索キーワードがひと月のうちにどれだけの数、検索されたかを示す数値になります。

ボリュームが多いキーワードは「ビッグキーワード」と呼ばれ、ブランディングや大量のサイト流入を目的として狙うものになります。

ビッグキーワードは検索結果で表示される件数(検索ヒット数)も多く、競合となるサイトも増えることになるため、検索上位に表示させることができれば多くの流入を期待できますが、難易度は非常に高くなります。

ただ、検索語句を増やせば増やすほど、検索の意図も絞られるため、検索ボリュームも検索ヒット数も小さくなっていきます。

二つの語句で検索されるキーワードを「ミドルキーワード」、三つ以上の語句になると「スモールキーワード」または「ロングテールキーワード」と呼びます。

ロングテールキーワードであれば、競合が少ないために、コンテンツの質を高めることで上位を狙いやすくなるので、まずはロングテールキーワードを軸にしたコンテンツ作成から始めましょう。

ロングテールキーワードで上位表示できれば、それはコンテンツの質が評価されたと考えることができるため、コンテンツの作り方を理解するにはおすすめです。

ただし、検索ボリュームが少ないロングテールワードの場合、たとえ上位表示できてもサイトに訪れる人もいないという状況になってしまうので、流入も考えるのであれば、ある程度の検索ボリュームがあるキーワードを選ぶことも必要です。

検索トレンド

検索トレンド」は検索ボリュームとは異なり、「最近どれだけ頻繁に調べられているのか」を知るためのものです。

一過性で高くなったトレンドのキーワードに関するコンテンツを作成して瞬間的な流入増を狙ったり、平均して高いロングテールキーワードを探したりするのに活用できます。

検索ボリュームが多いキーワードで上位表示できたとしても、トレンドが低いとサイトへの流入はあまり期待できません。

逆に検索ボリュームが少ないのに、トレンドが高いキーワードで上位表示できていれば、多くの来訪が期待できます。

トレンドを知るのに最も有名なツールとして、「Googleトレンド」があり、これで各キーワードが調べられている様子を知ることができます。

軸とするキーワードを考えたときに似通った意味を持つキーワードが存在する場合は、Googleトレンドでキーワードを比較してトレンドが高い方を用いるのが良いでしょう。

キーワードの調べ方・検索方法

軸となるキーワードや関連語、共起語を探す際には「キーワードツール」を利用するか、実際に検索してみるかのどちらかを行うことになります。

有名なキーワードツールとしては、次のようなものがあります。

  • Googleキーワードプランナー
  • ラッコキーワード
  • キーワードファインダー
  • Keyword Tool
  • キーワードアドバイスツール(Yahoo)

ツールによっては、キーワードごとの難易度や検索ボリュームまで表示してくれるものがあります。

ただ、共起語の検索機能がなかったり、表示される関連語の数が限られていたりと、サービスごとに提供してくれている内容が異なるので、使い分ける場合も出てくるでしょう。

そして、無料で使えるものが多いですが、追加機能を利用するには有料版の購入が必要になるツールもありますので、どこまで使うことができるかは確認するようにしましょう。

実際に検索した場合には、「サジェスト」という形で入力された語句に対して関連性の高い他のキーワードが表示されます。

軸のキーワードを決めた後にどの関連語を加えた内容にしていけば良いのかを考えるのに有用です。

また、検索結果で表示された競合サイトをそのままチェックすれば、現在上位表示されているページ構成がどのようなものかを分析するのも良いでしょう。

サイト内でよく目に付く単語をブラウザのサーチ機能で検索してみると、出現数もわかるので、それが共起語となっている可能性もあります。

ただ、検索して目視で調べるのは手間がかかるので、まずはキーワードツールを使って検索軸・関連語・共起語を収集した後、実際に検索して、サジェストの確認と競合サイトの分析をするという流れがコンテンツを作成する際の前準備として効率的です。

ラッコキーワードを使ってキーワードを集めてみる

ラッコキーワード(旧:関連キーワード取得ツール)」はキーワードツールの中でも便利でおすすめなサービスです。

その理由として、一気に取得したキーワードのサジェストをCSVなどでも保管できるほか、共起語や関連語、検索したキーワードで上位に来ているサイトの一覧、Googleトレンドの状況といったように、必要な情報がひとつのサービス内で取得できるからです。

では、実際にどのように調べていくのか、手順を解説していきます。

まず、「ラッコキーワード」のホームページに行きます。

すると、下図のような画面になりますので、赤枠部分の箇所にキーワードを入力して、Enterキーを押すか、枠右側にある虫眼鏡の箇所をクリックしてください。

今回は「レンタルサーバー」というキーワードで調べてみました。
すると、次のように「レンタルサーバー」に関係するサジェスト(よく使われる検索語句)が表示されます。

検索で主要なワードについては、3つまでのロングテールキーワードも表示されています。

より内容を絞り込みたい場合には、ミドルキーワードやロングテールキーワードで再度検索をかけると、そのワードに対するさらなるサジェストを取得することができます。

下記は「レンタルサーバー 無料」で再度検索した結果です。

このようにしてサジェストを取得し、検索キーワードを絞り込むことができます。

次は周辺語・関連語を見てみましょう。
一度サジェスト取得を行った後の画面では、左側にサイドバーが出現しています。

こちらの「周辺語・関連語を見る」という箇所をクリックすると、中央に出ていたサジェスト一覧が関連語一覧に切り替わります。

こちらのサイドバーで共起語や類語、上位サイトの取得などに切り替えることができます。
主な操作は同じですが、以下には各内容を取得した際の注意点をお伝えしていきます。

まず、「類語・同義語」について、複数語句を入力した際はそれぞれの単語の類語・同義語を調べることができます。

「レンタルサーバー」では類語等がなかったので、「サーバー レンタル」と二つに分けて取得してみました。
すると、先に入力した「サーバー」に関する類語がまず出てきます。

「レンタル」の類語を見る場合には、画像赤枠の箇所で白くなっているボタンをクリックします。
これで、「レンタル」の類語一覧が表示されますので、それぞれ切り替えてチェックするようにしましょう。

今度は「共起語」に関する操作です。
これまでと同じようにサイドバーで「共起語β」の箇所をクリックして切り替えると、取得していたワードに対する共起語の取得が始まって、下記のような一覧になります。

項目として、共起語のほかに上位サイトにおける「ページ全体の共起回数」や「見出しの共起回数」も出てきています。

各項目をクリックすると、多い順や少ない順に並び変えることが可能です。
ページ全体での共起回数はどれくらいかなど、調べてみたい際にはソートをかけると便利です。

ラッコキーワードの注意点として、ログインせずに各機能を利用できるのは1日5キーワードまでとなっています。
その当日中に一度調べたキーワードは、再度入力すればすべての機能で改めて見ることができますが、5キーワードを超えて新規に調べる場合にはアカウントを作成してログインする必要があります。

ただ、アカウント作成自体も無料で、メールアドレスを登録すれば完了できるので、そこまで手間にはなりません。
多種多様なキーワードを調べたい場合にはアカウントを作成しておきましょう。

ツールを使って効率よくキーワードを取得しよう

SEOに強いコンテンツを作りたいと考えた際には、キーワードを入念に選ぶことも必要になります。

ただ、自力で検索をかけてキーワードを拾ってみたり、競合となるサイトをひたすら読んでみたりすることは、精度は上がるかもしれませんが、非常に労力がかかってしまいます。

そのため、キーワードを調べる際には、今回のラッコキーワードのようなツールを使う方が良いでしょう。

まずは関連語や共起語とはどのようなものか、どうしてSEO上で重要なのかをきちんと理解し、そのうえでキーワードに注目したコンテンツ作成をして、良質なコンテンツ作りを目指しましょう。

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