WordPress向けおすすめレンタルサーバー比較
目次
WordPressとは?から学ぶ!WordPress対応レンタルサーバー比較
WordPress対応のレンタルサーバーを選ぶ時におさえておきたい比較ポイントをまとめました。
さらに、目的・条件別でおすすめのレンタルサーバーもご紹介します。
WordPressとは?
元々ブログ作成ソフトとして世界シェアNo.1を誇る「WordPress」。
自分自身でブログやホームページを作成・運用する事ができます。
拡張性があり、プラグインで便利な機能やSEO対策も容易に行える点はとても魅力的。
法人が、コーポレートサイトや商用サイトとして導入しているケースも増えています。
WP対応レンタルサーバー比較早見表
主要のレンタルサーバーの人気プランをピックアップして、注目要素別に比較してみました。
注目ポイントは赤字になっています。
※レンタルサーバーの文字をクリックすると概要ページに飛びます!
価格と無料お試し期間で比較
サービス名 | 初期費用 | 月額費用 | お試し期間 |
---|---|---|---|
ロリポップ! (スタンダード) |
1,500円 | 500円~ | 10日間 |
ロリポップ! (エンタープライズ) |
3,000円 | 2,000円~ | 10日間 |
カゴヤ・ジャパン (共用サーバーS10) |
0円 | 1,100円 ※1ヶ月毎月支払い |
2週間 |
カゴヤ・ジャパン (共用サーバーS20) |
3,300円 | 2,200円 ※1ヶ月毎月支払い |
2週間 |
KDDI CPI | 0円~ ※12ヶ月支払い |
3,800円~ ※12ヶ月支払い |
10日間 |
ヘテムル | 3,950円 | 1,000円(税抜) ※36ヵ月契約の場合 |
15日間 |
クイッカ (ライトプラン) |
926円 | 230円(税抜) ※12ヵ月契約の場合 |
10日間 |
お名前.com | 無料 | 1,300円(税抜) | - |
エックスサーバー (X10) |
3,300円 | 1,100円 | 10日間 |
エックスサーバー (X20) |
3,300円 | 2,200円 | 10日間 |
エックスサーバー (X30) |
3,300円 | 4,400円 | 10日間 |
WADAXサーバー (タイプS) |
3,300円 | 1,210円~ | 10日間 |
さくらのレンタルサーバ (スタンダード) |
1,048円 | 524円 | 2週間 |
大塚商会 (アルファメール) |
5,000円 | 2,800円(税別) | 14日間 |
カラフルボックス (ColorfulBox) |
無料(3か月以上) | 480円~ | 30日間 |
ConoHa WING | 無料 | 1,200円~ | 無し |
各スペックで比較
サービス名 | ディスク容量 | 転送量 | マルチドメイン | MySQL(DB数) |
---|---|---|---|---|
ロリポップ! (スタンダード) |
120GB | 100GB/日 | 100個 | 30個 |
ロリポップ! (エンタープライズ) |
400GB | 無制限 | 無制限 | 100個 |
カゴヤ・ジャパン (共用サーバーS10) |
100GB | 120GB/日 | 無制限 | 無制限 |
カゴヤ・ジャパン (共用サーバーS20) |
200GB | 160GB/日 | 無制限 | 無制限 |
KDDI CPI | 300GB (ウェブ100GB,メール200GB) |
無制限 | 10個 | 5個 |
ヘテムル | 256GB | 120GB/日 | 無制限 | 100個 |
クイッカ (ライトプラン) |
10GB | 31GB/月 | 50個 | 5個 |
お名前.com | 200GB | 記載なし | 無制限 | 無制限 | 無制限 |
エックスサーバー (X10) |
200GB | 50GB/日 | 無制限 | 50個 |
エックスサーバー (X20) |
300GB | 70GB/日 | 無制限 | 70個 |
エックスサーバー (X30) |
400GB | 80GB/日 | 無制限 | 70個 |
WADAXサーバー (タイプS) |
50GB | 無制限 | 10個 | 10個 |
さくらのレンタルサーバ (スタンダード) |
100GB | 80GB/日 | 20個 | 20個 |
大塚商会 (アルファメール) |
40GB | 基本無制限 | 100個 | 3個 |
カラフルボックス (ColorfulBox) |
SSD最大500GB | 最大8T | 無制限 | 無制限 |
ConoHa WING | SSD最大400GB | 最大3.5TB/月 | 無制限 | 最大100個 |
レンタルサーバーを選ぶ際の比較ポイント
レンタルサーバーを選ぶときに、おさえておきたい比較ポイントは下記7つ。
1つずつ見ていきましょう。
①予算(初期費用・月額費用)
レンタルサーバーにかかる費用は「初期費用」と「月額費用」に分けられます。
レンタルサーバー契約時に発生する「初期費用」。
初期費用無料のキャンペーンを実施するレンタルサーバーも多く、キャンペーンを使えば約1,000~3,000円程節約出来ることも。
契約後には、一ヵ月単位で「月額費用」が発生します。
契約時に、長期期間単位でまとめ支払いをすると割引されるプランを提示しているサービスも最近はよく見ます。
長く使うのであれば、長期でまとめて契約しましょう。
ただ、料金が高いからと言ってサーバー機能が必ずしも高くなると言うわけではありません。
レンタルサーバーによっては無料体験期間を提供しているサービスがあります。
契約前にしっかり使い心地を確かめて本契約をしましょう。
②サーバーの処理速度とサイトの規模(容量)
WordPressを使う場合はデータベースを必要となるので、それ相応のスペックが必要になります。
WordPressは、PHPやMySQLを使ったCMSであるため、サーバーの処理速度が遅いとサイトの表示も遅くなります・・・。
閲覧者にストレスを与えて離脱されてしまうケースも考えられるので、特に商用サイトでは注意したいところですね。
さらにディスク容量にも注意が必要です。
容量が少ないと、データ通信料が許容範を超えた場合に表示速度が極端に遅くなったり、最悪の場合サーバーダウンが発生する可能性があります。
容量は16GBあればほぼ安心と言われているので、適切な容量が解らない方はソレを目安にレンタルサーバーを比較してみては如何でしょうか。
因みに、レンタルサーバーの中に保存されるデータは、大きく分けて4つです。
◎デザイン(テーマ)
◎記事
◎プラグイン
『複数のブログを運営したい』『デザインを凝ったものにしたい』『更新頻度が高い・画像を多用する』『機能拡張プラグインを多用する』
・・・そんな方は、先を見越して容量を多めに確保したレンタルサーバーをオススメしたいです。
③設置するWordPressの数(マルチドメインとMySQLの利用可能数)
1つのサーバーで複数サイトを作成して運営したいと考えているなら、注意しておきたいマルチドメインとMySQLの利用可能数。
「独自ドメインを複数(マルチに)設定できる」という意味。
マルチドメインの数=設定できる独自ドメインの数を表しています。
ブログの更新情報やデザインの設定などのデータを格納しておく、「データベース」の一種。
理想的な形は、WordPressひとつに対してMySQLひとつ。
MySQLが1つでも複数のWordPressをインストールできますが、データの管理が難しくなります。
格納しておくデータが増加・複雑化して、MySQLの動きが重くなりサイトの表示スピードが遅くなるリスクが発生します。
独自ドメインを取得して運用できるのであれば、レンタルサーバーを移転することになっても同じドメインを使う事が出来るのでオススメです。
同じドメインならURLが変わらないので、移転前まで得られたアクセスやSEOの効果も持続させることができます。
マルチドメインに対応しているサーバーなら、サーバーをひとつ借りればいくつもの違うサイトを同じサーバー上で運営する事ができます。
さらに、サイトの数に見合ったMySQLの利用可能数があれば、快適な運用が出来るでしょう。
将来的にサイトの数が増える場合も考えて、利用可能なマルチドメインとMySQL数をあらかじめチェックしましょう。
④転送量(多いほど負荷に強い・落ちない)
訪問者が多いのであれば、転送量の多いレンタルサーバーを選びましょう。
訪問者がページ閲覧時に受信するデータの量
おおよそのレンタルサーバーは転送量に対して制限を決めている場合が多いので、制限を超えた時はブログの表示が遅くなったり表示できなくなる場合があります。
転送量があまりに少ないと、急激にアクセスが殺到して勢いに乗ったのにサイトが表示できなくて逆効果!なんてことになりかねません。
⑤堅実なセキュリティ対策とバックアップ体制
手軽さ故に多くのユーザーに利用されるWordPressですが・・・
簡単な分、セキュリティ対策のレベルが鍵となります。
管理画面から出来る設定をするだけでも、攻撃に遭うリスクを下げることができます。
レンタルサーバーに標準装備されるセキュリティ設定は、基本的に3つ。
WordPressセキュリティ設定は管理画面からすぐ見つけられます。
◎国外IPアクセス制限設定
WordPressに対する海外からの不正ログインを防御します。
海外からWordPressの管理画面へアクセスする予定が無いのであれば、オンにしておきましょう。
◎ログイン試行回数制限設定
WordPressを狙う攻撃でもっとも有名な「パスワード総当り(ブルートフォースアタック)」。
パスワードの組み合わせを、短時間に何度もトライする方法でログインしようとする攻撃です。
しつこい攻撃を防ぐために、オンにしましょう。
運用している側にとって嬉しい筈のブログ記事へのコメントやトラックバックは、悪質な攻撃に利用されることがあります。
特に海外からの攻撃が多く、短時間に大量のコメントやトラックバックを残す攻撃をしてくるので、被害に遭わないよう設定を見直しましょう。
また、大量のデータを扱う為、何かあった時に備えてバックアップ機能があると安心です。
セキュリティに気を払っても、対策を上回るスキルと悪意を持った攻撃が存在します。
それらに備えてのバックアップとしても有効です。
さらに、運用やカスタマイズに慣れてきたときによく発生する不具合などにも有効です。
定期的にバックアップを自身で取ることも大切ですが、バックアップを取るにも専門的な技術だったり操作が必要になるケースがあります。
そんな時にレンタルサーバーに自動バックアップ機能がついていると、安心感が違います。
⑥サポート体制の有無
もうどうにもならない!と言ったレベルの問題が起こってしまった時、サポート体制がしっかりしているレンタルサーバーだと安定感が違いますよね。
特に、WordPressを商用サイトとして利用している場合、短時間の不具合が後々の大打撃になる場合もあります。
レンタルサーバー初心者は、電話サポートがあるサービスを選ぶと良いと思います。
⑦WordPressの自動インストールに対応しているか
もしかしたら、人によっては一番重要かもしれません。
サービスによっては、簡単な操作(ワンクリックなど)でWordPressをインストールできるレンタルサーバーがあります。
導入の敷居が低いことは、慣れない運営者にとっては非常にありがたい仕様ですね。
そもそもWordPressってどう始めるの?と感じた人は、必ず機能があるかどうかをチェックしましょう。
条件別おすすめのレンタルサーバー
運用者のレンタルサーバーの知識やサイトの規模など、様々な条件で選ぶレンタルサーバーは変わります。
万人向け、初心者向け、中・上級者向け、特にオススメなレンタルサーバーを1つずつご紹介します。
幅広い層におすすめ出来るレンタルサーバー
初期費用 | 月額費用 | 容量 |
---|---|---|
3,300円~ | 990円~ | 最大400GB |
自動インストール付きなので、パッケージの準備は必要なし!月額1,000円程度の低価格からスタートできます。
しかも、全てのプランで独自SSLが無料で、ハイスペック且つ安定性の高い環境下なので、快適&気軽にwordpressでのサイト運用が出来るでしょう。
初心者向けにおすすめのレンタルサーバー
初期費用 | 月額費用 | 容量 |
---|---|---|
1,500円 | 100円~ | 最大400GB |
ロリポップは、低価格かつ管理画面が非常に使いやすく、初心者でも気軽にWordPressでサイト運用がスタートできると思います。
7世代分の自動バックアップ機能に加え、満足度98%の専門スタッフによる電話サポートと、フォロー体制も完備!
中・上級者向けにおすすめのレンタルサーバー
初期費用 | 月額費用 | 容量 |
---|---|---|
無料 ※12ヶ月契約 |
3,800円~ ※12ヶ月契約 |
無制限 |
HDD容量が無制限で使える点は非常に魅力的!
KDDIグループの技術力を基盤に、高スペックな環境を提供。
大手企業や官公庁が利用しており、17年の運用実績が公式サイトでも紹介されています。
WordPress移行代行におすすめのレンタルサーバー
初期費用 | 月額費用 | 容量 |
---|---|---|
無料 ※3か月以上契約 |
480円~ | SSD最大500GB |
他レンタルサーバーサービスで運用しているWordPressサイトをカラフルボックスに移行する際、1サイト12,800円(税別)で移行代行してくれます!
移行作業のプロがサポートに付いてくれる上、申込から5営業日以内に対応してくれるので急いでいる場合でも安心です!
申込方法も簡単ですので、面倒で時間が掛かる移行作業はプロにお任せしちゃいましょう。