ストリーミングサーバーとは?メリット・デメリットを紹介
- 公開日:2013/11/21
- 最終更新:2021/02/18
ストリーミングとは?
ストリーミングとは、音声や動画のファイルをユーザーが受け取りながらリアルタイムで再生する技術のことです。
通常のwebサーバーとストリーミングサーバーの大きな違いは「時間軸」の調整が可能かどうか点です。
ダウンロードするコンテンツファイルに対する最適で無駄のない通信速度が選択され、通信づまりなどがなくスムーズにかつ容易にダウンロードできます。
また、webサーバーとの違いとしてダウンロード自体をセずに、常に必要な分だけの通信を行ってデータの送受信を行うのでデータのキャッシュが残りません。
ストリーミングサーバー動画を見てる場合などでは巻き戻しや早送りをするとその地点からのデータを送受信して再生します。
対してwebサーバーでは一度すべてダウンロードを行ってから出ないと早送りや巻き戻しをすることができません。
ただし、一度ダウンロードを行ってしまうとファイルをローカルで保存できるのでなんどでも自由に見ることができます。
webサーバーのメリットとデメリット
webサーバー(ダウンロード配信)をまとめてみました。
webサーバー(ダウンロード配信)のメリット
- ストリーミングサーバーに比べて動画の配信の敷居が低い
- webサーバーのほうが敷居が低いというよりはストリーミングサーバーが少し高度な設定などが必要となってしまいます。
ただそれも最近はサーバー会社の方が行なってくれるので、そこまで敷居に大きな差はないかと思います。 - 発生するコストが安い
- 文字通り特別な費用等が発生することは余りません。
この要素が大きく、多くの動画サーバーでもダウンロード配信を行なっていることが有ります。
webサーバー(ダウンロード配信)のデメリット
- 利用者のディスク容量を利用している
- これはメリットという方もいるかもしれません。
良くも悪くもダウンロードしてから見ることになりますので、容量不足で見れなくなるということも無きにしもあらずです。 - サーバーの負荷が大きい
- 同時に何人もの人がダウンロードを開始したら大きな負荷がかかってしまいます。
必要なデータだけダウンロードするストリーミングサーバーと違い常に全力で通信を行うのでその分負荷も大きいです。
次にストリーミングサーバーです。
ストリーミングサーバーのメリットとデメリット
ストリーミングサーバーのメリット・デメリットをまとめてみました。
ストリーミングサーバーのメリット
- 素早く再生ができる
- 前項でも言いましたが、必要な分だけ通信を行うので再生のスピードも速いです。
- 動画ファイルがダウンロードされない
- ダウンロード配信とは異なり閲覧を行なっているだけなのでファイル自体は手元に残らないです。
その為、容量が不足していて動画が見られませんでしたという事はあまり起きません。 - リアルタイム配信が可能
- 現在の状況を通信しながら見れるのでもちろんリアルタイムのライブ配信もできます。
多少のラグはありますがそれでもほとんど気にならないレベルです。
ストリーミングサーバーのデメリット
- サーバー費用が高い
- 逆に言えば費用面さえクリアすればストリーミングサーバーのほうがメリットが多いので選ぶことをおすすめします。