【2023年最新】インターネット回線比較!光回線・モバイル回線の特徴からおすすめのサービスを紹介

インターネット回線を選ぶポイント

ネット回線を契約する際には「プロバイダー」との契約が必要になります。
プロバイダーとは「回線を提供してくれる通信事業者」のことで、インターネット回線そのものを運営する回線事業者と正確には異なっています。

昔はプロバイダーが複数の回線を提供できるようになっており、その中から使いたい回線を選ぶことができることもありましたが、最近では回線事業者がプロバイダーも兼ねるのが主流になっています。

では、プロバイダーを選ぶときはどのような点に注意する必要があるのでしょうか?
主には下記の3点になります。

  1. 回線速度
  2. 工事の有無
  3. 提携サービス

その理由を一つずつ詳しく見ていきましょう。

回線速度で大事なのは「平均速度」

回線速度は「最大速度」と「平均速度」のうち、平均速度に注意しておきましょう。
平均速度には「上り」と「下り」がありますが、快適にインターネットを利用するには下りの速度が重要になります。

「上り速度」とはメールの送信などデータを送る際の通信量、「下り速度」とはサイトが表示されるときになどにかかわるデータを受け取る際の通信量と覚えておくとわかりやすいです。
その速度は「bps」という単位であらわされますが、基本的に数値が大きいとたくさんのデータをやり取りできると理解しておけば問題ありません。※bpsとは
bpsとは「bit per second」の略で、日本語に訳すと「ビット毎秒」というデータの転送量を表すものです。
例えば、Gbps(ギガビット毎秒)と記載されていれば、1秒間の間に10億ビットのデータを送受信できるということを表しています。

ちなみに、最大速度については基本的に1Gbpsのところが多く、事業者によっては10Gbpsや20Gbpsまで出せるというところもあります。

昨今では光回線がほとんどなので、最低でも1Gbpsまでの最大速度が利用できます。
もし、昔に契約したインターネット回線の最大速度がMbps(メガバイト毎秒)の単位となっている場合は光回線ではないと思いますので、このような場合は新しく光回線を利用することを検討することをおすすめします。

ただ、回線速度は一度にどれだけの人がその通信網を利用しているかによって変わります。
例えば夜になると速度が多少遅くなることもあり、実際にサイトで見た平均速度とは異なる場合があるということもあります。

集合住宅で新規開設工事は高リスク

マンションなどの集合住宅に住んでいる人は特に回線の開設工事の有無には気を付けておきましょう。
新たに回線工事を必要とする場合は新たなケーブルや通信ハブを用意しなければなりませんが、集合住宅の場合は外にケーブルを設置して電柱に通したりする形になります。

このような開通工事が行われると、台風でケーブルが切れたりなどの物理的に通信障害が起こる可能性があります。
「開通工事無料!」や「新規契約ならキャッシュバック!」というキャンペーンも行われているので、費用面では何も問題はありませんが、通信障害が起こるリスクを大きいと考えるならば、マンションに設置されている回線を利用した方が良いです。

通信キャリアと提携してるとお得なサービスも

最後にインターネットプロバイダーの中には、auやソフトバンクなどの携帯電話の通信キャリアと提携しているところがあります。
提携しているサービスを使うと、携帯電話の料金が一部割引できたり、クーポンがもらえることもあるので、よりお得になります。

また、携帯電話の通信キャリアがインターネット回線を提供していることもあり、その場合でも特典が得られます。
バラバラで利用するよりも、特典を使ったうえで価格やサービスがどれだけ違うかを比較して選ぶようにしましょう。

古いモデムやルーターは回線速度に影響

モデムはプロバイダーとの契約時に無料で貸してもらえる機器になります。
光回線の場合は「ONU(Optical Netowork Unit)」という、モデムに似た機器をレンタルします。

仕様としては大きく変わりはありませんが、もし古いモデムまたはONUを借りている場合は、サイトなどに記載されている速度よりも遅くなっていることがあります。

これは、モデムやONUが回線の速度に追いついていないためです。
大体は数年ごとにプロバイダーもしくは回線事業者が本体の入れ替えを行ってくれますが、もし古い機器を使い続けている場合は取り替えてもらってから、再度回線速度をチェックしてみましょう。

また、モデム・ONUはちゃんと取り替えてもらっているものの、それでも回線が遅い場合は、今度はルーターが問題であることが考えられます。
ルーターにもモデムなどと同様に許容できる通信量があるため、古いものだと回線が遅くなることはあります。

最新のものを使用しているとしても、無線wifiを使用している場合は、距離や障害物があると通信が遅くなる・安定しないことがあります。

まずモデムやONUは古くないかを確認し、次にルーターを確認し、それでも問題ないとなったときは回線の入れ替えを検討するという順番で回線の取り換えを考えればよいでしょう。

光回線とモバイル回線ならどっちが良い?

回線を取り換えようとなったときに、「光回線」と「モバイル回線」の二つが選択肢になると思います。
通信速度の面では大きく違いはありませんが、そのほかの点で、それぞれにメリットとデメリットが存在します。

どちらが良いのかは、重視する点によって変わりますので、メリット・デメリットを踏まえて、自分に合っているものを選びましょう。

光回線のメリット・デメリット

光回線のメリットとデメリットは次の通りです。

  • 通信が比較的安定している
  • 通信量は無制限
  • 提携サービスとの特典がある
  • 同時接続が多くても快適に使える
  • プロバイダーの選択肢が狭い
  • 引っ越すと使えない、もしくは開通工事が必要なこともある
  • 一か所でしか使えない

ケーブルで回線が開通されていることから通信はモバイル回線と違って安定しています。
また、一か月や一日単位での通信制限もなく、定額で使い放題になっています。

そして、モデムやルーターによりますが、同時接続数が多くても対応可能です。
家族4人で使うといった状況でも快適に使えるでしょう。

デメリットとしては、まず選択肢が狭いことがあるでしょう。

例えば、マンション住まいでソフトバンクのスマホを契約しており、NURO光を使おうとしても、そもそもマンションに設備がなければ使えません。

マンションに開通工事を行うにも禁じられていたり、先ほども述べたように無理やり開通すると通信障害のリスクが発生します。
もし解約するとしても、契約期間が最低2年など縛られていることも多く、違約金が発生することもあります。

そのため、プロバイダーを選ぶにしても住まいによっては選択肢がそもそも狭められがちです。
また、たとえ今の住まいで使えたとしても、引っ越しをすると新居では非対応となっていることで、再度工事が必要となってコストがかかる可能性もあります。

そして、当然ながら家でしか使えません。
単身赴任など、家以外でパソコンをインターネットでつなぐことが多いという人の場合は持ち運びできるモバイル回線の方が便利だったりします。

モバイル回線のメリット・デメリット

モバイル回線には「ポケットwifi」や「ホームルーター」というサービスがあります。
最近では光回線と同等のスペックを持っているため、あえてモバイル回線を使っているという人も少なくはありません。

それでは、メリットとデメリットを見ていきましょう。

  • 持ち運び可能
  • 好きなプロバイダーを選べる
  • 通信制限がある
  • 土地によって、回線が安定しないことがある

デメリットの方が大きいように見えますが、光回線のデメリットを打ち消す形でモバイル回線は利便性が高いです。
どこでも好きなように使えるので、単身赴任だったり、もしくは家の中で自分用に回線が欲しいときなどには便利です。

モバイル回線も契約期間が縛られていることがありますが、もし引っ越したとしても、そのまま使い続けられるので解約の手数料がかかったりする心配はありません。

デメリットとしては、通信制限があることや回線の不安定さがある点です。

例えば、一週間のうちに20GB利用したら数日間は通信速度を制限するという仕組みがあります。
Youtubeなどの動画を見すぎて、翌日から異常に遅くなってしまったということもありがちです。

さらに、携帯電話の通信キャリアと同じ通信帯を利用していることから、場所によっては通信が安定しません。
都心などでは十二分に使えますが、少し郊外に出ると使えなくなるという声も多いです。

モバイル回線が合っているのは一人暮らしであり、外でもスマホ以外でインターネットを使用する機会が多い人などになるでしょう。

おすすめのインターネット回線(光)

当サイトで特におすすめなのが、「auひかり」と「NURO光」になります。

「auひかり」はもちろん、携帯電話のキャリアであるauから提供されているサービスで、自社がプロバイダーとなっているためにスマホの契約と合わせた特典が非常に多くなっています。

「NURO光」もソフトバンクユーザーであれば一部サービスでの特典がありますが、それよりもキャッシュバックなどさまざまな独自のキャンペーンを行っていることが多いです。
また、回線も非常に優秀で、平均速度もピカイチ!

使用しているスマホの契約によって、どこの回線を契約するかは変わると思いますので、それも併せて検討してきましょう。

au ひかり


月額(戸建て)額(集合住宅)事務手数料
5,610円4,180円3,300円

auユーザーなら特典盛り沢山!高品質回線で安定感もバツグン

携帯電話の通信キャリアであるauのインターネット固定回線のサービスになっています。
auユーザーであれば、携帯料金の割引も受けられるほか、wifi接続に必要な機器も無料で使えます!
さらに当サイトからの申し込みであれば、高性能のwifiルーターもプレゼント!

NURO光


月額(戸建て)月額(集合住宅)事務手数料
5,217円5,217円無料※
※契約内容により、事務手数料が無料となることがあります。そうではない場合は3,300円の事務手数料が発生します

高速回線をお得な値段で!今なら45,000円キャッシュバック

ソニーネットワークコミュニケーションズのプロバイダーである「So-net」のネットワークを基盤にしているのがNURO光です。
上り最大1Gbps・下り最大2Gbpsと高速の回線を持ち、その平均速度も全回線の中でも特に優秀!
今なら45,000円のキャッシュバックも行われており、ひかりTVと併せて契約すると「Amazon Fire TV Stick」がもらえたりなどのキャンペーンも開催中です。

おすすめのインターネット回線(モバイル)

モバイル回線ではホームルーターとポケットWifiのそれぞれでおすすめなサービスを紹介します。
ホームルーターでは「Softbank Air」、ポケットWifiであれば「WiMAX」が優秀です。

ホームルーターは月々の通信量は無制限なものの、1週間おきの通信量で一部速度制限がかかったりもしますが、コンセントに刺すだけで固定回線のように扱えるのが特徴です。
しかし、Softbank Airは時間帯で回線が遅くなることはありますが、基本的に速度制限はありません。

そして、ポケットWifiは電池式で非常に小型となっており、どこでも自由に使える反面、こちらはひと月の間の通信量に20GBまでだったり、100GBまでだったりと制限がついているものがよくあります。
WiMAXで現在主流の「ギガ放題プラン」は、3日で10GB使用した際は翌日夜などに速度制限がかかるものの、月間では無制限で使えます。

どちらを使用するかは、環境によって変わると思われますので、使用頻度の高そうな方を優先して選びましょう。

Softbank Air


月額通信制限同時接続可能数
5,368円なし※64台
※時間帯によって、一時的に通信が遅くなることはあります。

工事不要で最大64台接続可能な無制限モバイル回線!

コンセントを刺すだけでインターネット回線が使えるホームルーターになります。
通信量が完全無制限で、最大64台まで接続可能なので、家族で使っても端末を何台つないでも安心!
ソフトバンクユーザーで、モバイル回線の方が便利な人にはぴったりでしょう。

WIMAX


月額データ端末月賦同時最大接続数
4,378円880円16台

ポケットWifiなのに月間通信量が無制限!

ポケットWifiなのにホームルーターと同様に使えるWiMAX!
3日で10GBというのは制限としてキツそうに見えますが、大量のデータをダウンロードしたりしない限りは制限にひっかかることはありません。
ポケットWifiであるために通信速度は気になるかもしれませんが、非常に便利なので普段使いで持っておきたい回線です。

レンタルサーバーを使う上では回線速度は重視したい

回線を考える目的に、もしレンタルサーバーの利用がある場合は、なるべく固定回線の方がおすすめです。
サイトに画像ファイルや動画ファイルを一度にアップロードしてしまうと、ホームルーターやポケットWifiでは時間がかかったり、通信制限にひっかかる可能性があります。

また、モバイル回線も最近では安定してきてはいるものの、結局は有線でつないでいる固定回線には敵いません。

インターネットの安定性・速度を重視するのであれば固定回線を重視し、外出先やどこでもインターネットをつなぎたいという人はモバイル回線の特にポケットWifiを契約するなど、自身の状況に合ったものを選びましょう。

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